ほかほかのおゆ

社会人2年目です 食事、お酒、旅行、雑記 自己満記録

おれんじおおさかフェリー旅(愛媛→大阪フェリー乗船記録)

先週、松山(道後)へ遊びに行ってきた。温泉や食べ歩きを満喫したそれはそれは素晴らしい旅行だったのだが、今回のテーマは復路(松山–大阪区間)で利用したフェリーについて。なお往路は新幹線で行った。同行者と導き出した「フェリー泊をやってみたい」という理由で、帰りはフェリーを選んだのだった!移動を楽しむ旅もいい。

前回香川へ行った時は神戸⇄高松を結ぶジャンボフェリーを利用したが、大阪⇄愛媛(⇄九州)を結ぶのはオレンジフェリーだ。

航路・時刻表|関西航路(東予-大阪)|オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社

22時発大阪南港行き、まず目指すは東予港。松山市駅前(JR松山駅前も通る)から有料(1,250円)のシャトルバスが出ているので、予め電話で予約をしておく。バス内は自由席で、揺られること約1時間。

フェリー受付の目の前に止まってくれるので、そのまま受付でチケットを発券してもらい、乗り場へ向かう。チケットはネットで購入して、スイートルーム12,070円。交通費+宿泊費+ワクワク感でこの価格は結構良いのではないか?ひとりでの利用で一番シンプルな部屋を選べば、もっとリーズナブルな価格になる。

連絡バスが到着したころにはすでに乗船は開始しているので、特に待つことも並ぶこともなくすんなりと乗り込むことができた。

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フェリー内の受付で鍵を受け取る。た、楽しみ〜!!!!!

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船内が広い〜!!

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部屋も広い〜!写真には写っていないが、洗面台が備わっているのがありがたかった。デラックス以上のランクの部屋はアメニティがついているようで、歯ブラシとタオル、スリッパ、浴衣が用意されていた。別のフェリー会社に勤めている友人に聞いたことだが、フェリーは長距離を運航するほど部屋には力を入れているとのこと(それはそうか)。確かにそれは以前利用した高松⇄神戸線と比較して感じた。

さて、船に乗り込んだのが大体21:30だが、船内レストランのラストオーダーは22:30。急いで行かなければ!ということで、荷物を置いたらまずレストランへ。

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よろこびのビール。このプラカップ、めちゃくちゃ可愛くない?この色合い、すごくビールに合っているよね。というか、部屋もスリッパもオレンジと紺色がたくさんでとても可愛かった。

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合わせて鯛だしラーメンを食べた。道後と松山でしこたま食べたので食べきれないかもと危惧していたが、全くの杞憂だった。秒で食べ終わった。

食事後は部屋へ戻って就寝に向けて準備をする。個別のお風呂とトイレはロイヤルルームにしか備わっていないが、船内に綺麗で数も申し分ないくらいトイレは備わっているし、大浴場も利用できる。この浴場も思っていた以上に広く、シャンプーなども常備されているし、とても船内のお風呂だとは思えなかった。ぜひ公式サイトを見てみてほしい。

 

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▲ここの部分の名前はなんだったでしょう?そう、「ファンネル」です。前回ジャンボフェリーで学んだ。憂鬱を乗り越えたい衝動で夜のフェリーに飛び乗った - ほかほかのおゆ

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▲オレンジフェリー乗船記念。

 

そんなこんなで楽しみながら、夜も遅くなってきたので就寝。船の揺れもほとんど感じることなく、熟睡できた。大阪南港には朝6:00着だが、8:00までは船内で休憩が可能だ。これがとてもありがたかった(連れは早朝に起床し夜明けを見にデッキに上がり、二度寝しにまた戻ってきた。とても良いね)。

お陰でゆっくり支度ができたし、なんならテレビで画質がガビガビの「はなかっぱ」を見る余裕まであった。ただし我々は「ぜんまいざむらい」世代だ。戯れとして久々にYouTubeでオープニング映像を見てみた。「♪お日様沈んでもお月様は出てくる これは贅沢パラダイス」すごい豊かな心を持っているね。この段落は、完全に蛇足です。

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そうして大阪南港にて船を降り、我々の愛媛旅行は終わったのだった。フェリー泊、楽しくてとってもよかった。今まで陸路か空路しかなかった移動手段の選択肢に、今年に入ってから「海路」が足されたのがとても嬉しい。今度は九州まで乗ってみても良いかもしれない。

 

 

おまけ 帰りにその辺の喫茶店でモーニング食べて帰った。食品サンプルかわいい

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