退勤後、翌日の出勤がゆっくりめだったので、サンクゼールでワインとイカ墨ソースを買った。
おいしそう!ウキウキで帰宅してパスタを茹で、ワインを開栓しようとして、気がついた。
これ、栓抜きいるやつや…(あまりにも生活感あふれる背景だったのでモザイク)
何を隠そう、今まで私はワインを買うにしても、スクリューキャップタイプのものや、コルクだったとしても素手で開けられるタイプのものしか買ってこなかったのだ。
詰んだ…どうする?
「コルク抜き 代用」で検索して試してみたりしたが、あまり上手くいかない。いっそ今日は諦めて、明日買いに行くか?いや今飲みたいんだからそれはあり得ない。色々考えた末、どうせ今後も必要になるものだし、今買いに行くか!と結論を叩き出し、家を飛び出した。
何が私をここまで掻き立てるのかわからない。なんならどさくさに紛れてチータラも買っている。だって安かったから。
なんやかんやで無事にワインにありつくことができた。
パセリものせず彩りのないご飯だが、このサンクゼールのイカスミ&トマトソース、めっっぅっちゃ美味しかった。にんにくとアンチョビの風味がしっかりとしていて、味見した時めちゃくちゃ嬉しい気持ちになった。次はちゃんとイカも入れようと思う。みんなも買おう。
ワインには詳しくないので詳しいことは言えないが、ベリーの香りがかなり強く(デザート⁉️と思った)、さっぱり飲みやすい、だけど華やかな味でとてもとても美味しかった。
話は変わるが数ヶ月前、某イタリアンレストランで、「イカスミパスタと赤ワイン飲み比べセット」なるものをいただいたことがあった。
肉は赤、魚は白というが、イカスミパスタには赤らしい。このパスタに合うワインとして出されたのはPugliaのnero di Troia、合わない方はみんな大好きChianti。キャンティのスパッと切れる酸味は脂身のあるお肉にはよく合うけど、イカ墨のパスタのような料理には相性が悪い。一方で甘い味の前者は普通に合う。へえボタン。ワインにもっと詳しくなりたいね。全然知識ないけど。