【後半】初一人海外旅行でドーハ空港で乗り継ぎ22時間を過ごして色々と後悔した話

《前回までの内容》

あんまりお金を使いたくない私がホテルも取らず（正確には取れず）ドーハ空港で乗り継ぎまでの22時間を空港から一歩も出ずに過ごしたのだが、

この記事は、そんなメチャクチャ長い時間をこうやって過ごしたという単なる記録である…。

ゆえにこの記事では、ドーハ空港での豪華な過ごし方は見れない。（もっとうまい時間の過ごし方があるはずなので、トランジットの時間が長い場合は他の方々のブログなどを参考にされるといいと思います）

①仮眠室

ゲートAやB付近にある無料の仮眠室（quiet room）を利用した。男女で分かれていて、女性の方の部屋は外から見えないようになっている。こういう部屋があるのはとても助かる！

ちなみに家族向けのquiet roomもゲートCあたりにあると聞いたが、このときは改装中か何かで利用不可だった。

quiet roomといっても、時間帯によっては本当にうるさい時もあった。おしゃべりをする女性グループ体力を持て余して大声ではしゃぎまくるキッズ、イヤホンせずにYouTubeを見まくるキッズなど…。

ちなみにおしゃべりグループに関しては、別の女性が「ここはクワイエットルーム、寝るための場所だよ。しゃべりたいなら出ていって！」と注意してくれた。

そして、注意された女性の舌打ちによりその場は収まった。空気悪！

また、他の方のサイトなどにもある通り、本当に寒い。冷房が効きすぎている。羽織るものだけでなく、しっかりとブランケットもないと体が冷えて仮眠どころではない！（私の準備不足後悔その2である）

この時に他の人たちは、飛行機の座席に用意されていたブランケットを持ち込んでおり、

「あ、それ持って帰って良かったんだ…」とその時初めて思った。

極寒の仮眠室にブランケットなしで数時間横たわる私を見てさすがに寒そうに思ったのか、隣にいた知らない旅行客の人が「これ使っていいよ」と飛行機のブランケットを渡してくれた。優しさ……。

ちなみにこの部屋はそこまでキャパがないので、早朝や夜は既に人でいっぱいになる。お昼頃は空いていた。

でも所詮は「仮眠」スペースなので、全然眠れない。2〜3時間程度の浅い眠りのみ。ちゃんと眠りたい人は当然だけどホテルをとろう（当たり前）。

②そこらじゅうにある休憩スペース

各ゲートのエリアにはそこらじゅうに座って待てる用のベンチが大量に備わっている。

ここでもさっきのブランケットにくるまって寝ている人がいた。

ちょくちょくコンセントの挿し口（※BF型なので変換プラグ必須）やUSBポートがあるので、スマホの充電には困らなかった。

ここでひたすら友達とLINE通話したり、この記事を書いたり、空港内の設備について調べたりして時間を潰していた…

とにかく安定したWifiがあるのが本当にありがたかった。当然だが、ちゃんとサインアップ（航空券の予約コードを入力するなどでできる）しないと頻繁に接続が切れてしまうので、忘れずやろう（最初の1時間くらいサインアップが必要なことに気づかなかった人より）

③ごはん

スマホと仮眠以外にやることなんか、もう食べることくらいしかない…（私の目的地はイタリアなので、ここでショッピングはしない）

当然ながら空港価格&円安なので、ショップ内の物価は高め。円安を、止めろ。

ほか、そこらじゅうに売店などがあるので、コーヒーや水などもそこで買える。カタールリヤルや米ドルは持っていないので、全てカード払い💳

前回お金をあまり使いたくないなどいっていたものの、ご飯は必要経費なので…🍚

ほかにもラウンジ（有料）やMacが利用できるコーナー、子供用の遊び場、免税店など盛りだくさんである。でも、10時間以上時間があるなら普通にラウンジかホテルをとろうね…

【まとめ】

・22時間待ち時間があってもなんとか過ごせるが、病み上がりなのに東京からの11時間のフライト後にそんなことしたら当然フラッフラになったので、気持ちに余裕を持ちたい場合は大人しくホテルやラウンジをとる（当然）

・もしくは入国できるようにしかるべき準備をしておく…

・オーバーストップのホテルを取りたい場合は早めにとる

・基本空調がきつくて寒いので防寒対策しっかりする

・ドーハ・ハマド空港自体は、とても広くて綺麗で素晴らしい！

朝の3時過ぎに到着してからダラダラと過ごし、夜の20時ごろにやっっと掲示板に「1:40発　ミラノ行」の表示が出てきたときは本当に嬉しかった…これが24時間マラソンなら、「負けないで」を超えてもはや「サライ」が流れていただろう。

とはいえこのドーハでの22時間は、あくまでも私の旅の始まりに過ぎない。はやくイタリアに行きたい！はやく行かせてくれと22時間ずっと思っていた。

ホテルでもとって大人しく寝ていればそんな思いしなくて済んだので、ラウンジにお金を使いたくないのならやっぱり予約は決まり次第さっさとするべきだと思ったのだった！当然だけれども！

おわり

ほかほかのおゆ