ほかほかのおゆ

新社会人です 食事、お酒、旅行、雑記 自己満記録

憂鬱を乗り越えたい衝動で夜のフェリーに飛び乗った

新年度、新生活…典型的な五月病で、なんだか気持ちもどんよりしていた。

始まったばかりなのに、既にもうこの生活から抜け出したいかもしれない…

 

なら抜け出そう!!!!!!!!!!

 

ということで、高松に住んでいる大学時代の友人が招いてくれたこともあり、急遽香川へ旅行へ行くことになった。使える休みは約2日。下着とタオルと最低限の荷物だけリュックに詰め込んで、大阪の家を飛び出した。

お金にも時間にもそんなに余裕はないので、以下のようにかなりざっくりとした旅程を組んだ。否、友人が提案してくれた。感謝

【1日目(移動のみ)】19時過ぎ、神戸からフェリーに乗る。夕飯とお風呂も船の中ですませる。24時過ぎ、高松着。レンタサイクルで友人宅へ。爆速就寝。

【2日目】朝ごはんにうどんを食べる。屋島へ行く(楽しみ〜!)。高松駅の方を散策する。海の幸と骨付鳥を食べる。翌日は仕事のため、19時発のJRバスで帰る。

なんとも行き当たりばったりなスケジュールだが、この時点でかなりワクワク度が高まる。昔からあまり旅行をしてこなかったので(大学生になってから旅行をするようになったものの、結局コロナであまり出来ていなかった)四国へ上陸するのも、フェリーで移動をすることもこの時が初めてだったのだ。

 

【1日目 神戸→高松フェリー】

まずは三宮駅からバス(確か運賃200円ほど)にてフェリーターミナルへ向かう。港に停泊する大きな船を目の当たりにして、船はでかいんだなという至極当たり前のことを考えつつ、自分の気持ちがとても高まっていることを感じる。今回乗船したのはジャンボフェリーの「あおい」。ファンネル(煙突部分)がボーダー模様でカワイイね…(この旅で初めて「ファンネル」という言葉を知ったので早速使っている)

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ジャンボフェリーあおい|瀬戸内海に浮かぶテラスリゾートferry.co.jp

10月に就航したばかりのようで、内装がとても綺麗だった。自由席エリアは限られているので、席取りは早い者勝ちみたいなところがある。それゆえ寝転がれる畳の席やのびのび座れるソファ席は利用できなかったが、椅子自体は至る所にあるので座る分には問題なかった。プレミア席に課金をすれば確実に座れるので(ロフト個室とかもあった)、しっかりとくつろぎたい人はそちらを利用しよう🚢

出港時。神戸の街並みが見える。

聞く話によると、300円課金すると船内のお風呂と足湯が利用できる(プレミア席の人は無料で利用できる)とのこと。ならば利用するっきゃない!船内のお風呂なのだし簡素なものだろうと思っていたが、想定よりしっかりと湯船がありゆっくり入ることが出来た(とはいえそんなに広くはないので、湯船に一度にゆっくり浸かれるのは2~3名くらいだと思う)。

外の足湯につかっていると、明石海峡大橋がみえてくる!

お風呂から出た後は腹ごしらえ。神戸と高松をつなぐ船なのだから、もちろん船内ではしっかりとうどんが販売されている。「うどん優先席」という表記が面白い。

もちろん「うどんを食べる人が優先的に座れる席」という意味であることは分かっているのだけれど、なんだかこの船においてうどんそのものが優遇されているみたいで笑ってしまうな…。勿論うどん以外にも、ホットスナックやジェラートも食べられるよう。

うどんが先、にんげんは後(うどん過激派の相田み○を)

船内でうどんを食べるのが楽しみすぎて事前に調査をしていた際に見つけた新メニュー「オリーブ牛とレモンのキーマうどん」を食べようと心に決めていたので、しっかり注文。

レモンにオリーブ…瀬戸内海を感じる~~~!このレモンは皮ごと食べられるようで、嬉々として皮ごといただいた。レモン美味しい!!

 

そんなこんなしていたら乗船から約4時間30分、高松の港が近づいてくる。ずっと「四国へ行きたい」などと言いつつも行動ができていなかったのだが、友人のおかげでやっと重い腰を上げることが出来た。そして実際に来てみると、なんだ、存外簡単に来られるんじゃないかと気づくのだった…お金や時間が無くても案外、行こうと思えば行けるんだなという気付き…。

深夜0時すぎごろに高松に到着。私はこの後レンタサイクルを借り、友人の家までチャリを爆走、翌日に備えて爆速就寝したのだった!

 

二日目(というかこちらがメイン)の高松観光の記録はまた次回にしようと思います(うどんの絵文字)